「日吉屋・五代目 唯一の京和傘店」 伝統と革新

上京区 堀川寺之内東入る南側 075-441-6644
市バス「堀川寺之内」下車スグ 地下鉄「今出川」 徒歩15分
創業は江戸時代後期で現在当主は五代目はアラフォーのイケメンです。
京和傘では何と日本でたった一つの店です。歴史・エピソードはたくさんあります。
裏・表千家――スグ近く――の御用達でイギリスのエリザベス女王が来日の時は「桂離宮」で裏千家・宗匠が「日吉屋」さんの赤い大野点傘の下で茶を点てました。
又、各有名寺院の和傘の提供・修理も行い、「祇園祭」の品の修理も行っています。
天気の良い日は向かいの「宝鏡寺=尼門跡寺・人形の寺として有名」の庭を借りて天日干しをしています・・この方法が最良で、江戸時代から変わらずしている・・
最近は和傘の需要が激減し、数年前は閉店の危機がありました。傘の開閉の方法を利用したワンタッチでできる和ランプシェード「古都里(ことり)」が大人気で引っ張りだこです。
竹と和紙だけの「古都里」は欧米の気候に合わないので、金属性の「MOTO」を開発し、海外から引き合いが殺到しているとか~~~

●久のこだわり・・・五代目当主「西堀耕太郎」さんは長髪を後でくくり作務衣を着ていると 「サムライ」的に見えるらしい。 ナント、元通訳ですので英語はペラペラで海外にも積極的に出かけています。
数年前、ドイツのフランクフルト展示会で大変大きな和傘ランプが大好評で、日本経済新聞の一面を飾ったこともありました。
今春のイタリア・ミラノの世界最大インテリア展「ミラノサローネ」に出品し、フランスの最高級ショップとも契約ができました――先日は人気テレビ番組「ガイアの夜明け」で一時間にわたり放送されました。流暢な英語での社長夫妻との交渉には、付き合いのある「久」としてもビックリ仰天です。「MOTO」という新商品です。
これこそが日本の伝統の技・匠の技であり、「伝統と革新」であり今後 日本の技術・技が生き残っていく方向だと思います。

御所南の超人気プチホテル=ホテル スクリーン(14室のみ・・各室違うデザイナーによる)のフロント天井のシャンデリア代わりの和傘ランプシェードは必見です・・・・・丸太町寺町下がる西側

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